細馬宏通『介護するからだ』を読んだ

介護するからだ (シリーズ ケアをひらく)
細馬 宏通
医学書院
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認知症のご老人やそのサポートをするケアワーカーの、一般には困難のみが語られがちな介護の現場での「からだの動き」を、つぶさに(記録ビデオをフレーム単位で確認しながら)観察することで見えてくるコミュニケーションのシグナルやそのコミュニケーションの成功によってあらわれる美しい連携を描き出した、おもったよりも軽く読めるエッセイ集。この観察プロジェクト(の雑誌連載)の副産物として『今日のあまちゃん』が書かれていたとあってなるほどと思った。

関係あるのかわからないけど、ものすごく微視的な動きを観察する描写からか、尾辻克彦『ライカ同盟』の中古カメラを分解修理する小説を思い出した。読み直したい。