佐藤大輔『虚栄の掟―ゲーム・デザイナー』を読んだ


例のゲーム業界人騒動のときにMSRkbさんが紹介してたので読んだ。96年くらいのいわゆる次世代ゲーム機戦争の時期(「ゲームの質的転換」なんて言葉久しぶりに見た)にパソコンゲームで鳴らした神保町の中堅ソフトハウスが、コンシューマ参入も見据えた次回作の企画をすすめるなか、スタッフを引き連れて独立しようとする勢力の内偵を社長に頼まれた主人公が…というような話。話はそんなに興味をひかれなかったんだけど、パソコンソフトメーカーのおそらくリアルなんだろう爛れた雰囲気の描写はよかった。横井軍平の引用から始まる小説というのも他にそんなないだろうな。

参考文献としてあげられてた「Critical Problems of the Japanese Video Games ((Strategic Process Inc. による論文集 非売品)」というのが気になった。