リチャード・セイラー+キャス・サンスティーン『実践行動経済学』を読んだ

実践 行動経済学
実践 行動経済学
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リチャード・セイラー キャス・サンスティーン
日経BP社
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図書館で借りようと探していた本のとなりにあった本。こないだのPersuasive Technologyのときに話に出ていたリバタリアン・パターナリズムとナッジについての本だったのでこれも手にとって読んだ。しばしば状況に流されて判断を間違い、問題が複雑になると判断を放棄してしまう経済学的には非合理な「ふつうの人」が多くいる世界において、そのおぼつかないふるまいを「うまく転ばせる」ような制度設計がこの本のいう「ナッジ」であり、そうした「ナッジ」の方法論を使ってたとえば保険制度改革のような政府が管轄する大きな問題についてもリスクを下げながら自由や選択を尊重すべきだという立場が「リバタリアン・パターナリズム」だということかな。Persuasive Technologyのときに書いてたこういうふるまいをコントロールする制度設計がもつべき公平性や透明性も議論が多くされていてなるほどと思った。