モチーフのバリエーションを生成するプログラムとそれによる写真集

前回休講してしまったけど、第13回。ほんとは前回から始めたかった前期の最後の課題のオリエンテーションと企画制作。最終課題はいろいろ思いを巡らしたのだけど結局授業開始以来続けている「モチーフのバリエーションを生成するプログラムを作り、そのプログラムで生まれたバリエーションを素材に写真集をつくる」という課題そのままにした。

「モチーフ」というのは椅子とか自転車とかマークとか、ある(物理的、機能的な)規則によって構成される形態をもったモノで、課題のために決めたモチーフについて調査してそのモチーフを構成する規則(椅子であれば足の本数の制約や足の長さ、座面の大きさ、背板のありなし、高さ、傾き、肘掛けのありなし…などなど)を抽象化してそれらをパラメータとしてランダムないしUIで調節可能にしてモチーフのバリエーションが生み出せるようなプログラムを制作する。このプログラムが提出物その1で、その2がこのプログラムで生み出せる(はず)のモチーフバリエーションを最低100パターンの画像などで書き出し、それを素材としてBCCKSで写真集をつくるというものにしている。現実世界のモチーフからルールを抽象化してプログラムの形で実装するというプログラミングに関する基礎技能に対するおさらいと、乱数的に生み出されるバリエーションで事故的にうまれる「作品」の面白さ、というコンピュータの使いかたに触れてもらうのと、プログラムは道具として制作してそこから生み出されたもので別の制作物をつくるという職業プログラマー以外の人がプログラム技術を活用するかたちの提案、というあたりがねらい。以前は提出物その2はポスターにしてたんだけど、せっかくなのでBCCKSで写真集をつくるというものにしている。

さて今年はどんなものができるか。