パターンの模写

第5回。今回は条件分岐(if文)の解説をさらっとして(今回は残念ながらコンピュータ雑学をからめる余裕がなかった)、「プログラムによるパターンの模写」の課題に入った。テキスタイルパターンなど線や図案が規則的に敷き詰められたパターン画像を探して、Processingの図形描画命令とfor文、if文をつかってそのパターンを再現するプログラムをつくってみるという課題。次回も制作時間に充てて今回はサンプルプログラムなしで自分でゼロからプログラムを制作してもらう形。

プログラムの学習のための「パターンの模写」というお題は「Built with Processing」の本のなかでも紹介していた。たとえばデザイン科とかだと雑誌の紙面デザインのスキャン画像をイラレの下レイヤーに敷いて、そのうえにグリッド線やエレメントを配置して元デザインを可能なかぎり再現するデータを作るような演習したりすると思うんだけど、そういうなにかを学ぶための練習として「お手本を自分の手で完コピしてみる」訓練をプログラムでもするといいんじゃないかと考えて、でもこの場合お手本プログラムを写経してもあんまり意味ないので、自分の好きな繰り返しパターンをプログラムで再現するという課題にしてみている。

ほんとはパターンみたいな漠然としたものじゃなくて、プログラムを学びたいような人にとってモチベーションを感じるようなものを模写する課題にできるといいんだけど、パターン以外でちょうどいいモチーフはいまのところ見つけられていない。ちなみに『世界が変わるプログラム入門』ではそれに当たるモチーフを(昔の)ゲームにしていて、それはひとつの形だなとおもった。