クリス・ウィリアムズ『ベイマックス』を再度観た


レンタルが開始されたので観てなかった奥さんといっしょに観たんだけど…やっぱりなんだかこの作品はあまり好きになれないみたいだ。ぜんぜん嫌いではないしよくできてるなと思うんだけど、描かれてること以上のイマジネーションを受け取れないというか。


マット・リーヴス『猿の惑星:新世紀(ライジング)』を観た

猿の惑星:新世紀(ライジング) 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2015-02-04)
売り上げランキング: 4,118

前作観たのいつだったか忘れた(おもしろかったのは覚えている)くらいの感じでの続編視聴で、ひじょうに安定感のあるおもしろい作品だったけど、でも前作のほうが盛り上がった気がするな―という感じだった。創世記のほうももう一度観ようかな。



モルテン・ティルドゥム『イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密』を見た

映画『イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密』オフィシャルサイト

映画の日に見てきた。TOHOシネマズ渋谷では小さめのシアターにぼちぼちの入り。

アラン・チューリングが主人公の話、というくらいの事前情報だけで観にいったんだけど、思ってたよりずっとおもしろいエンターテイメント作品になっていた。フードを買って入ったのに目が離せず口にせずじまい。やたらとチューリング役のベネディクト・カンバーバッチのうなじが撮されるのが印象的だった。


平倉圭×細馬宏通+畠山宗明「ゴダール、3D、そして運動――映画にとって「深さ」とはなにか?」を聴いた

平倉圭×細馬宏通 司会:畠山宗明「ゴダール、3D、そして運動――映画にとって「深さ」とはなにか?」@hirakurakei @kaerusan @gilledwhale | Peatix

楽しみにしていたトークイベントだけど、期待どおりすごく面白かった。平倉圭さん(不勉強ながら僕は今回初めて知ったのですが)がゴダールの映画のディテールやそれに対する細馬さんの分析について、本当に楽しくてたまらない、興奮が抑えられないというかんじの話しかたをされる方で、その平倉さんの熱狂を空回りさせないで絶妙のコメントでテンションをつなてていく細馬さんと司会の畠山さん三者のトークがほんとうに息があっていて音楽のライブのような快感があった。

同一カットでの複数の運動を多層化させることで現実とは異なるリアリティを構築するという映画の歴史が獲得した撮影と編集の技法を(3D以前でさえも)徹底的に推し進めたゴダールが、カメラや観客の視覚体験そのものが多層化された3D映画において何をしているのか。何がどう変で、どこまで意図されているのか。現実世界では同じような平面として認識される鏡とモニターが、3D映画のなかではまったく異なる「深さ」を持つことをさまざまなかかたちで見せているという指摘がすごくおもしろかった。後半の物語にまつわるメタファーの展開(犬・フランケンシュタイン・映画/自然・テクノロジー・編集)も圧巻だった。



『GEIDAI ANIMATION 06 DAWN 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻 第六期生修了制作展』を観た

GEIDAI ANIMATION 06 DAWN 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第六期生修了制作展

いつ行こうかなとおもったのだけど、榊原澄人さんのトークがあるという最終日にした。最終日だからか劇場は満席。ひさしぶりにアニメの上映会に来た感じがあった。

作品もなんというか「いいもの観た感」がある作品が多くて幸せな気分になった。好みでいうと、坂上直「その家の名前」(廃墟になった日本家屋の畳や障子、襖たちが自らを解体していくピクシレーション!)、幸洋子「ズドラーストヴィチェ!」(タイトルがどうしても覚えられない。奇妙なおじさんとの出会いを描いた明るく自由なアニメーション)、中谷由紀恵「I’m here」(音楽環境創造科の上水樽 力さんとの共同監督だそう。音楽と動きが協同するアブストラクトアニメーション。5.1ch版も聴いて/観てみたい)などが好きだった。

榊原澄人さんのスペシャルトークはちょっと短くて拍子抜けな感じではあった。新作シリーズの「É in MOTION No.2」は円周パノラマスクリーンでのループ上映のための作品とのことでタナカカツキさんの「イエス☆パノラーマ!」を思い出していたらちょうどカツキさんと対談したという告知もしてた。


デヴィッド・O・ラッセル『アメリカン・ハッスル』を観た

アメリカン・ハッスル コレクターズ・エディション [Blu-ray]
Happinet(SB)(D) (2014-07-02)
売り上げランキング: 3,270

この映画を観た人はだれでも言及すると思うけど、冒頭の主人公の禿頭ケアのシーンはふだんあまり目に触れない描写という意味ですごかった。その後頭髪についてはさほど触れられないんだけど、あの頭で夜明けまで過ごしたりしても大丈夫なのか…など余計なところでどきどきした。


ベン・スティラー『LIFE!』を観た

LIFE!/ライフ 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定)    [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2014-08-02)
売り上げランキング: 1,352

グラフ雑誌「LIFE」の最終号の表紙を飾る「『LIFE』の真髄」を表すという紛失したネガをもとめてカメラマンを探す冒険の旅に出る…という話。去年 @twamura氏と飲んでいるときこの「LIFE!」の話になり、よく知らないで人間讃歌的な内容の映画かと思って「なんでそんなの観たの」と責めるようなことを言ってしまったのだけど、観てみたらわりと好きな映画だった…沢村君すまん。中盤で主人公がある決断に迷う場面で、そこにいるはずのないヒロインがアコギを抱えて突然現れ、主人公を励ます歌を歌うという場面があるのだけど、僕はこの手の音楽が劇中の文脈を超えて登場するタイプの演出が好きなのでここだけで五億点だった。

あとこれを奥さんと夜中に観てたらクライマックス(ユキヒョウのところ)に差し掛かったところで寝ていた子供がギャン泣きしはじめたのはかなりLIFE感あった。


デレク・シアンフランス『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』を観た

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 [Blu-ray]
Happinet(SB)(D) (2014-01-07)
売り上げランキング: 44,878

「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」というなんかかっこいいタイトルのおかげでどういう映画なのか想像しづらいなと思ったまま観た。あとで調べたら映画の舞台になっているニューヨーク州の都市「スケネクタディ」の語源になったモホーク語の英訳にあたるのだそう。

地味だけど惹きつけられる魅力のある作品でこういうのはちゃんと劇場で見たかったなと思った。前半のライアン・ゴスリングのやさぐれ純情っぷりと死に様が印象的。