『宮台真司×東浩紀「ニッポンの展望

2016・秋の陣 | ゲンロンカフェ

これ観た。

テクノロジーによる平等が進み、インターネットのインタラクションの速度が完全に定着した結果、人々が世の中の根本的な解決がきわめて難しい問題に苛立ちはじめた、というようなことかなと思った。賢者モードになる薬、みたいなものでも発明されないともう無理なのかもしれないな。

あと終盤の東さんの『君の名は。』およびセカイ系作品に対する苦渋の転向発言は論点がいまいちよくわからなかったのだけど、「今あの作品こそがクソだと思っている10代の側につかなければならない」というのはなるほどと思った。


『「ゲームの話・スプラトゥーンはイカように位置づけ可能か」【さやわか式☆現代文化論

ゲームの話・スプラトゥーンはイカように位置づけ可能か | ゲンロンカフェ

これタイムシフトで観た。おもに任天堂のゲームの系譜におけるスプラトゥーンの位置づけ(任天堂は3Dシューター的なゲームを最先端の遊びとして組み込もうとする試みを各年代で発表していたが、当時の状況のなかでポピュラリティを得たとは言えなかった/その意味でスプラトゥーンにおいて任天堂が方向転換したというよりも3Dシューターをめぐる状況の変化がスプラトゥーンの予想外の成果を生んでいるのではないか/にしてもこんなセガっぽくていいのか)と、先行発表作(カラーウォーズという2012年のXBox360のゲームに似ているのだそう)やバートルテストによるユーザー属性の分析から3Dシューターとしてものすごく目立つ部分はないけどキャラや世界設定が立っていてそこからハマってゲーム外のコミュニケーションが盛り上がっている側面(バートルテストでいうエクスプローラ層⇔ソーシャライザー層)に特徴があると言えそうという話と、でもキャンペーンがない(ヒーローモードはむしろチュートリアル的な内容なので)のが残念で、さやわかさんが今書いている本(「キャラの思考法」のことか、それ以外のものかな?)の興味から言うと、BioshockやFar Cryに見られるようなFPSのゲームシステムによって語りうる物語(FPS的ゲーム的リアリズム)の日本のゲーム的展開が見たい、といったお話だった。Far Cryやってみよう。


キャラの思考法: 現代文化論のアップグレード
さやわか
青土社
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ちなみにゲンロンカフェのだと『パラフィクションとしての筒井康隆』も観た。断筆宣言がいまでいう炎上マーケティングみたいなものだった、というと言い過ぎだけど当時の本人としてさほどシリアスではなく、「面白がりかた」の一つだったという懐述(これもリップサービスなのかもしれないけど)がおもしろかった。


『小林よしのり×宮台真司×東浩紀「『戦争する国の道徳』刊行記念トークイベント』を観た

【生放送】小林よしのり×宮台真司×東浩紀「『戦争する国の道徳』刊行記念トークイベント」 @miyadai @hazuma - 2015/11/04 19:00開始 - ニコニコ生放送

タイムシフトで観た。盛り上がっていておもしろかった。国難に対応する態度として歴史を最重視する小林よしのり、社会を最重視する宮台真司、言葉を最重視する東浩紀という立場が明白。いまは軽視されている歴史と言葉が手を取り声をあげるべき時なのかな。