スプラトゥーン2

四年生がやりたいというので買ったけど僕はまだほとんど触れてない。というか、グラフィックの質感のちょっとした違い(床や壁に塗られたインクの描写は2のグロッシーな感じより、1の粘度の低くてさらっとしたのが好きだった)やら新曲のちょっと様子の違う感じやら、試射会で触ったころからなんとなくしっくりきてない部分をひきずっててあんまりテンションが上がってない。こないだひさしぶりにWiiUで1を立ち上げたけどあの初期ロード時の画面と曲の初期衝動感がやっぱり好きだなーと思った。インディーズから応援してたバンドがメジャーデビューしたのを見てるみたいな感じなのだろうか…

四年生はあっというまにヒーローモードをクリアしていてエンドロールを見せてもらったけど、スタッフ全員の名前がグラフィックロゴになってるのにちょっと生中継68のエンディングを連想した。

これね


『佐藤大×さやわか×東浩紀「サイバーパンク・リバイバルーー復活した没入(ジャック・イン)的想像力とその可能性」【さやわか式☆現代文化論 #30】』を観た

サイバーパンク・リバイバル – ゲンロンカフェ


これ観た。終始スケールの大きいバカ話という感じでおもしろかった。佐藤大さんがいってた「ブレードランナーは映画の内容よりも、さまざまな事情から無数のバージョンが生まれ、内容に矛盾が生じていたりなんなら結末まで変わってしまっているという状況が一番ディック的」だという看破がよかったな。

あとサイバーパンク的なイメージの需要と供給が一致しているのがゲームの世界だというのはそうなんだろうな。「Detroit becomes human」や「The last night」は実際のところどうなるのか(トークでは「ゲームそのものより『ゲームの予告編』がいちばんサイバーパンクしている(本編は期待したほどでないことが多い)」という話が出ていた)。



ambie sound earcuffsを使ってみた

ambie(アンビー)/耳を塞がず音を楽しむ、新感覚「ながら」イヤホン


これ買ったんだけど使うのを忘れてたのを思い出したので今日仕事のときに使ってみた。

耳たぶの上あたりの縁を挟むように取り付けて、耳の穴の手前に位置する音導管(というらしい)から耳をふさがずに音を流し込むという新しいかたちのイヤホンで、耳をふさがないだけに耳への取り付け位置の正解というのがいまいちよくわからない。うまい位置に音導管がこないと音がよく聞こえないので位置を微調整するんだけど、耳の縁を挟む部分の挟む部分の収まりのよいところとの兼ね合いというのもあり、これでいいのかよくわからないなーという感じで耳に当てているというのが正直なところ。耳に取り付けるのに片方づつ両手を使わないといけない(これは慣れれば片手でつけられるかもしれないけど)し、音導管部分のイヤーピースが非常に外れやすく気をつかうのもあり装着に関してはかなりストレスだなと思った(イヤーピースはそのうち絶対なくすと思う)。あとちょっとショッキングだったのは、僕はイヤホンを耳から取り外すときにケーブルを引っ張って耳の穴からすぽっと抜くように取り外すくせがあるらしく、このambieでそれをしようとしてケーブルを引っ張ると耳がものすごく痛くてびっくりした。これはくせが悪いので直さないといけない。

ただ、うまい位置に装着できてしまうと、耳の穴をふさぐタイプのイヤホンにくらべ疲れないし、音が鳴っていても気を取られず作業に集中できる…ような気がする。つけてるのを忘れるほど…という売り文句もウソではない。これもまあもうちょっと使い続けると挟んでる耳の縁が痛くなってきたりしそうなのでわからないけど。

わからないといえば、このイヤホンでの音量の塩梅もよくわからない。インナーイヤホンと比較すると聞こえる音はかなり小さく感じるのでボリュームをかなり上げてるんだけど(これでも静かな室内でもpodcastとかは聞き取りにやや問題がある。使ってないけど地下鉄プラットフォームとかだとほとんど聞こえない気がする)、これ音漏れしてないのかな?

まあ全体的にまだこれでいいのかよくわからないことが多いし、買った目的のひとつでもある子供が新幹線とかでゲームをするときに使わせるというユースケースは今度のお盆に試してみる予定なので、継続使用して感想が変わったらまた書く。


Nev Rawlinsさんの(読めない)Pebble Watchfaceたち

久しぶりにPebbleの話題。twitterでRTされてきて久しぶりにWatchface変えてみるかと思って変えたのがこれ(Geometrik)。

ぱっと見なかなかいいなと思って変えたんだけど、ワイヤーフレームの組み合わせによる数字の表現が独特で(パララックス的な表現に見えるんだけど、実際にはフレームの組みあわされた地の部分を数字として読まなければならない)うおッと思った。繰り返し見てたらだいぶ慣れた。

で、追っかけてみたらこのWatchfaceの作者Nev Rawlinsさんは最近ものすごい勢いでWatchfaceを量産している人みたいなんだけど、どれもすごい独特の、文字盤の読み取りにくさを追求したような時計をつくってるのね。よくもまあこんなに思いつくなというくらいに。

Nev Rawlins

これ(Shapeshifter)とかすごい。ぱっと見わかるようで完全にわからないんだけど、外と接しない内側の辺だけを、他の辺を無視して読むと7セグ型の数字が書かれているので、そこを時計として読むWatchface。

これもいい。

ほかにもどれだけ見ても時間の読み取りかたがわからないのがたくさんある。時計として使おうと努力すればいがいとどれでもいけるものなのかもしれない。どれもカレンダー表示がないのがミニマル指向なのでしょうがないとはいえ若干残念。


『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』を観た

映画『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』公式サイト 大ヒット上映中!


映画の日に。まあなんというか、夏休み映画としては楽しめたけど大味さはいかんともしがたく、2時間切る上映時間のわりにはもったりして長く感じた。いわゆるユニバース展開のためのキャラ配置も嫌いじゃないけどなんかもっとうまくやってくれという感じ。ダーク・ユニバースはまずカプコンにキャラ設定と対戦格闘を作らせてから映画化するといいと思った。


2017年7月のまとめ

12エントリ。


『「東京藝術大学ゲーム学科(仮)」展』を見た

東京藝術大学ゲーム学科(仮)展


取手の授業の帰りに見た。単なる成果発表展ではなく、スクエニのゲーム制作に関する講義や、南カリフォルニア大学のゲーム学科講師によるワークショップなどの「カリキュラム」なども設え、可能な限り「東京藝大にゲーム学科がある」ということを模擬することを目的とした展示。既存の学生アニメ作品を選出し、その監督とスクエニのスタッフを混合したチームで各作品をゲーム化するという「A to Gプロジェクト」の作品を見てきた。

プロジェクトの趣旨の文章に「ゲームとアニメの共通点は世界観を先につくること」みたいなことが書いてあり大丈夫かと思ったけど、アニメーションで一度構築された世界をゲームらしくまとめること自体はぶっちゃけゲーム側の才能だけでもできることなのであって、このプロジェクトで求められているのはアニメ作品そのものではなく、アニメーション作家が持つ独特な(『個人的なハーモニー』の言うところの「個人的」な)感覚が、ゲームになるとしたらそれどういうものかということであり、インディーゲームの世界で起きつつあるという越境(ゲームという名の、オルタナティヴなアニメーション:ひらのりょう×土居伸彰連載第4回|WIRED.jp)もそういうものなんだと思う。『鞍馬の火祭り』とかはアニメーション作品はとても質感が大切にされたよい仕上がりなのにゲームはとくにひねりのないVR脱出ゲームになってたのは残念だった(もういっそ妖怪キャラも3DCGにして台無しにしてしまうと32ビット世代コンソールのローンチタイトル的なヤケクソ感がでて逆によかったかもしれない)。アニメはよかったのでリンクを貼っておく。


僕が触ったなかだと一番気になったのは『群生地生放送』で、テンキーでアニメーションを切り替えていくのみの作品でゲームというよりは一昔、いや二昔前のマルチメディアコンテンツ的な仕上がりではあるんだけど、キーをたたいた後にややあって鳴る謎のビープ音みたいなSEのタイミングとその後始まるアニメーションのクールさがなかなかに秀逸で、アニメーション作家のゲームとしてこういう形もあるかもと思わされた(とはいうものの作家の意識としてはゲームというよりインタラクティブな要素もあるインスタレーションくらいの感じなんだろうなという気もする)。『ZONE EATER』も映像のトーンも感じられつつおもしろく体験したけど、Viveの新鮮み分が多めだったのかな。『Santiago』は調整中で体験できなくて残念だった(Viveはルームスケールセンサを近接して設置すると干渉が激しいのか他の作品の体験中かなり問題があった)。

おもしろい試みだと思うのでこれ継続されるといいな。


アヒチャッポン・ウィーラセータクン『ブンミおじさんの森』を観た


所用でDVDレンタルしにいくときに奥さんが観てみたいから借りてきてと頼まれて週末に観た。アヒチャッポンは名前は聞いたことあったけど観るのは初めて。

筋の通った物語としてはかなり飲み込みづらいいっぽうでたいへん不思議な幻想性を味わえる作品で、なんかこういう映画久しぶりに観たなと思った。奥さんは「ぜんぜん意味わからなった…」という感想だったけど僕は嫌いではなかったな。

アヒチャッポンについては、ゼロベースに最近入社したイガラシさんがアヒチャッポンフリークなので(オフィスでDVD借りたといったら、「いまここでBGVとして流していいですか?」って言ってた)、振ると喜んでいろいろ話してくれるので楽しい。