『ユリイカ 2017年2月号 特集=ソーシャルゲームの現在 ―『Pokémon GO』のその先』を読んだ

青土社 ||ユリイカ:ユリイカ2017年2月号 特集=ソーシャルゲームの現在


読んでなかったので読んだ。単なるゲームの話題に終始しないテーマとしてゲームを語ってくれ、という言外の注文としての「ソーシャルゲーム」特集で、結果的に各論者が一般的な「ソーシャルゲーム」についての背景とこの論考における「ソーシャルゲーム」を定義することにかなり紙幅を使っておりこれでいいのかと思ったけど、たしかに他では読めないようなゲームの話になってておもしろいという部分もあり複雑な気持ちになった。

ビデオゲームの持つ「自己言及的リアリティ(ビデオゲームにおいては、現実の物事が現実とはまったく別のかたちで表象されながら、それが「ゲームの現実」として流通する)」の側面をを通じて、ゲームプレイそのものが現実への抗いになりうる可能性を論じた吉田寛さんの「〈抗い〉としてのゲームプレイ ゲーム的リアリズム2・0のために」が面白かった。これ読んで「行為のシミュレーションとしてのビデオゲーム」読んだときに知った「ゲーム化する世界」を忘れてたのを思い出したので今度はこれを読もう。