『ゲンロン6 ロシア現代思想 I』を読んだ

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年末からちびちび読んで年明けに読み終えた。力の入った特集、小特集に連載論考が偶然なのだろうけど響き合っている(速水健朗『独立国家論』やプラープダー・ユン『新しい目の旅立ち』にユートピアとしての共産主義の影が見えたりとか)ように読めたのがよかった。あと『個人的なハーモニー』の「個人的」ってキーワードはどこかしらロシア的な想像力につながってるのかなーなんてことも思った。

高木刑『ガルシア・デ・マローネスによって救済された大地』も強烈なヴィジョンを堪能しつつ楽しく読めたけど(頭の中でイメージがDeath Strandingのトレーラーにつながってた)、好みでいうと『カランポーの王は死んだ』のほうが好きだったかな。