グループ展『Surfin'』を見た

Surfin


授業帰りの雨の火曜昼過ぎに見てきた。特設サイトでの入場申し込みにより会場と入場手段がメールで示されて初めて入場できる…という形式はとりたててそういう趣向というわけではなく、(おそらく企画者の)引き払い直前の住居でグループ展をしてしまうための防犯上やむを得ない形式と見受けたけど、メールの指示に従ってオートロックのある普通のマンションにそこになにがあるかも分からないまま入っていくのはなかなかスリルがあった。ドアを開けると(鍵は開け放してある)、いかにもな間取りのワンルームマンションの廊下で男性が不自然な方向を向いて座り込んでおりぎょっとしたが、もちろんその方も来場者でそこにある長めの映像作品を座って鑑賞しているにすぎなかった。

と最初はぎょっとしたけど、おそらく来場者の多くはほぼ同じ感じの部屋に住んだことがある、もしくはいまも住んでいるであろう既視感のある空間での作品鑑賞はわりと居心地がよく、どの作品もおもしろく見た。たぶん同じ作品をギャラリーで見たらだいぶ印象が違ったと思う。一人だったり(僕が入場したときはつねに他の鑑賞者もいた)夜だったりしたときの感じも確かめてみたかった。