石井ぜんじ『ゲームセンタークロニクル (~僕は人生の大半をゲームセンターですごした~)』を読んだ

ゲームセンタークロニクル (~僕は人生の大半をゲームセンターですごした~)
石井ぜんじ
standards (2017-03-23)
売り上げランキング: 11,469

1972年以来のゲームセンターとその場を賑わせたアーケードゲームたちの盛衰と、記録に残らない「ゲーセンとそこに集うゲーマーの空気」を、元ゲーメスト編集長石井ぜんじさんが綴った回顧録。最初から読んでてクロニクルというタイトルなのにずいぶん飛ばすんだなーと思っていたらそれはぜんじさんのゲーセン人生のあらましを紹介する序章部分で、1章以降はふたたびゲームセンター黎明期に戻って語り直すという構成でびっくりした。アーケードゲームの本らしく2周エンドのシステムなのか! とか思ってたんだけどそこ以外でも同じ趣旨の文章が何度も繰り返される部分が見受けられ、あんまり編集が入ってないだけなのかも。技術面に関する記述がかなりいい加減なのもつらい…。まあ技術は専門じゃないから仕方ない部分もあるのかもしれないけど、ゲームシステムの新規性についての記述はもうちょっと資料性のある書き方になってたほうがよかったのでは。

帯にぜんじさんが主宰するビデオゲーム研究雑誌「VE(Videogame Exploer)」が五月に立ち上がると書かれていたんだけど、まだ始まってないみたい。