『カルチョビットA』をプレイした

カルチョビットA公式サイト


発売されたタイミングで始めてたカルチョビット、ちまちまプレイしていたらようやくステップリーグを抜けてN2リーグに昇格した。いわゆるスマホゲー的なアプローチャビリティの低さやリテンションの仕組みを持ってない昔気質のゲームなのでいっかい面倒くさくなると(具体的には帰り道が寒くて手が冷たいとか)離れてそれっきりになりがちなんだけど、やりだすとやっぱり楽しい。とりあえず課金もしたことなのでもうちょっと続けたい。

それにしてもこのゲームの最初の時点での「なにをどうしたらしたらいいかのわからなさ」は圧倒的なものがある。サッカーを知っている人ならもうちょっとスムーズに理解できるものなのかもしれないけど、でもなんかそういうことでもない気がする。たとえば大戦略みたいなウォーシミュレーションであれば兵器について詳しい人ならわかることがそれを知らない初心者にはわからないということがあるだろうけど、プレイにあたってなにをしたらいいかわからないようなゲームにはならない。なぜかというとスタート時点では自軍と敵軍は十分離れていて、最初は敵のほうにむけて動くことしかできないものからだ。ターン制であれリアルタイムであれ、ふつうのゲームなら最初そのようにしかできないプレイヤーの操作(「スーパーマリオは右に進むようにデザインされている」というやつ)と、それに応じるゲームのインタラクションが最小単位で確かめられ、それによってゲームの「つかみどころ」というのが得られるものなんだけど、『カルチョビット』はそういう手続きがまったく感じられない。『カルチョビット』のインタラクションって『サッカーの試合』というものすごいでかい単位しかなくて、しかもそのサッカーの試合というのも最初に渡されるチームというその時点ではブラックボックスなものが、相手と戦うのを(ほぼ)見守ることしかできない。まともな神経のゲームデザイナーならもっとかみ砕いたゲームにするはずで、そうではなくて「こういうゲームをやってほしい」と言っているんだと思う。

この最初ひたすらなんにもわからなくて、当たって砕けて(ほんとに砕けて)いるあいだに多少形になってきた気がする…気がするだけか? いやなんとかなってきた…あーでもまだだめだわ、の感じ何かなと思ったんだけど、「仕事」のそれですよね。「サッカークラブ育成シミュレーション」ってのはウソで、「雇われ監督としての自分育成シミュレーション」なんだな。