目黒シネマ『市川準監督特集2016』で『ノーライフキング』を観た

市川準監督特集2016


市川準監督の特集上映で『ノーライフキング』がかかるのかーちょっと観たいなと思ってよく観たら上映期間が超みじかくて今日までだったので勢いで観に行った。映画版『ノーライフキング』は中学生当時にレンタルビデオで1回観たくらいだったはずで、劇場では初めてなのはもちろん25年ぶりくらいだったのかな。

98年公開の作品だけど、登場人物がほとんど小学生だと意外と昔の映画という感じがしないなと思った(大人のキャラクターのファッションは超バブリーな感じ)。前半の小学校のシーンはやっぱいい(校長先生の発作の芝居はもうちょっとなんとかならないのかとか思うけど)。終盤の原作とは真逆の解釈のクライマックスもやっぱり嫌いではない(大沢まこと役の高山良のたたずまいが持っていっている部分が多いんだと思う)、と思いつつ、でも原作の暗黒迷宮が現実に漏れ出すクライマックスも映像で観てみたかったものだなあとも思った。

今回観なおして気づいたのは、サトルとアキラの家で遊んでいるシューティグゲームの背景がプリント基板なのは自閉症気味のサトルが電子部品に自己を投影しているという原作の設定と対応してたというところ。当時はX68だ! 古代祐三だ! というとこしか目がいってなかった。