『この世界の片隅に』を制作サポーター先行上映で観てきた

11月12日(土)全国公開 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト

前も書いたけど『この世界の片隅に』の制作支援メンバープロジェクトに参加していて、ようやく完成して11月12日に公開が決まった作品の制作支援メンバー向け先行上映会があるというので応募したら当選したので観に行ってきた。

制作支援メンバーには、少し前に封筒で映画の宣伝カード(名刺サイズで裏にサポーターのメッセージが書けるようになっている)が各自100枚ずつ送られて、周りの人に配って映画館に足を運ぶよう呼びかけてほしいとされているんだけど、

http://konosekai.jp/category/staffroom/#s792 より

先行上映会では入場時にさらに10枚ずつのカードが配られて、舞台挨拶で「ここにお集まりの熱心なサポーターさん方はさらに10枚ぶんの宣伝をお願いします!」などとネタにして笑いを誘っていた。僕はこういう(マス公開作品の制作プロジェクトの)クラウドファンディングには初めて参加したのでこういった手法が一般的で当然のようにされていることなのかはあまり知らないのだけど、「すずさんの手紙」しかり(劇中には「すずさんの手紙」が届いた人へのちょっとした目配せもあった)、このプロジェクトでの制作支援メンバーの巻き込みかたは本当に適切で素晴らしく、僕なんか2000円ぽっち支援したに過ぎないのだけど、この支援プロジェクトに参加できて本当に誇らしいと思っている。監督をはじめとした映画製作スタッフはもちろんのこと、クラウドファンディングやその参加者を単なる資金調達やプロモーションの手段としてだけではなく、制作支援メンバーとして尊重し巻き込むための手段を考え趣向をこらし、「制作支援メンバーズ通信」のメールをまめに送り続けてくれた「銃後の」宣伝チームスタッフ(でいいのかな?)の皆様にも拍手を贈りたい。

さて先行で観た本編についての内容には触れるわけにはいかないわけだけど、原作のこうの史代さんの漫画がそうであるように、映画のほうも深く突き刺さる衝撃と暖かな余韻と一度では汲みきれない複雑さを持っていて、今の感想としては「もう一回、いやもう何回か観せて」というほかない。早く公開されて内容について観た人たちと語りあいたい。