LIXILギャラリー『文字の博覧会 -旅して集めた“みんぱく”中西コレクション-展』を観た

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もう一回『シングストリート』観たいなと思ってヒューマントラスト有楽町に行ってみたら観ようと思っていた回は早々に満員で入れなかったため、ひさしぶりにLIXILギャラリーに行ってやってた企画展『文字の博覧会』を観てきた。

中西亮氏が印刷会社の社長のかたわらライフワークとして収集した世界の古代文字が書かれた粘土板や貝葉、写本などのコレクション(没後日本民族博物館に寄贈された)に関する企画展。自分が解せず見覚えもないような文字が活字でびっしり打たれた印刷物を見るときの圧倒される、もしくは恐怖する感じは独特の感覚で嫌いではないんだけど(今回の展示だとエスキモー文字の新聞にはそれを感じた)、手書きの文字はそれが古代の未知のものであったとしてもそれが自分と同じタイプの人間の手によって書かれている、という安心感があってわりとずっと見ていられるなと思った。こういうのは本や写真と実物とでは受ける印象がだいぶ違う。

あと中西さんの手書きの旅行記が展示されていたんだけど、なんというか初々しさのある字(ゆっくり息をとめて描かれたようなもので、時間もかかっただろうと思われた)や作り込みの旅行記になっていて、学生時代とかなのかなと思いきや年代で計算してみると50代とかだったりして背筋を正される思いがした。

図録も買ったけど安定のLIXIL(INAX)ギャラリークオリティ。

文字の博覧会―旅して集めた
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