谷口暁彦 個展『滲み出る板』を見た

谷口暁彦 個展「滲み出る板」 | Akihiko Taniguchi solo show “board ooze out”

会場のみどり荘が仕事場(松本弦人さんの事務所)のごく近くだったので鍵っ子といっしょに昼休みに歩いて行った。みどり荘自体がなんか味のある古いビルでおもしろかったのだけど、そういえば前の個展「思い過ごすものたち」の会場もすごい変なところで、夜ほんとうにここでいいのか不安を感じながら潰れた居酒屋のようなギャラリーに侵入したのを思い出した。

展示はここのところ谷口さんが使うモチーフ(食べ物や食器の高精細画像、フォトリアリスティックな3D空間と3Dスキャンされたスケールの狂った3Dモデル、天から吊られたiPadに映るカーテンのCG映像とそのiPadを揺らす扇風機)が混ざったような作品群と、中央に置かれた「滲み出る板」らしき作品。30度づつくらい往復回転している板の片面に作られた模型を撮したカメラの映像をもう片方のなにもない面にプロジェクターで映してあり、正直これだけ見るとどういう作品だといっていいのかわからない感じだったけど、コンピューターなしで(他の作品で使っている)CGみたいなものを作ろうとしているのかなとちょっと思った。